・初潮から生理不順で20歳の時に多嚢胞性卵巣症候群と診断。
・約7年間低用量ピルを服用。
・2017年8月に入籍、2018年12月より不妊治療を開始。
・不妊治療開始後、約8ヶ月間無排卵。
・不妊治療を経て、三度目の人工授精にて2020年7月に妊娠。
このブログでは、妊娠する迄に取り組んだことや葛藤を残していきたいと思います。 また、不妊治療は専門用語が多いですが、治療を始めたばかりの人にも伝えられるよう、できるだけ分かり易く記載するように努めております。

最近、身体の冷え以外にもイライラしたり、だるい、肩凝り、頭痛などで悩んでいます。
その症状、もしかすると自律神経の乱れが原因かもしれませんね。
他にも呼吸が浅かったり、夜眠れないなどの症状がある方もいます。

こんにちは、みっちょんです。
本日は、自律神経の乱れと不妊の関係性についてお伝えします。
季節の変わり目で身体の不調が出ている方も多いのではないでしょうか。本日のブログでは自律神経の整え方もお伝えするので、上記のような症状で悩んでいる方のお役に立てたらと思います。
自律神経と不妊の関係
自律神経とは生命活動に欠かせない神経で、交感神経と副交感神経から成り立っています。この二つのバランスが乱れることが自律神経中枢に影響を与えます。

卵胞の発育や受精卵の着床に必要なホルモン(FSH、LH)は脳下垂体から分泌されます。(左の図)
脳下垂体へホルモンを出すように指示を与えているのが視床下部にある内分泌中枢ですが、自律神経中枢も脳の視床下部にある為、自律神経のバランスが乱れると脳下垂体のホルモン分泌にも影響が出てしまいます。(右の図)
自律神経の乱れの原因
・ストレス(過労、人間関係、心配事)
・気候(寒冷、湿度、温度差、気圧差)
・性格(せっかち、神経質、仕事熱心)
・環境の変化
・不規則な生活
・甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症
自律神経の整え方
・良質な睡眠
スマホや液晶画面から発せられるブルーライトはバイオリズムを乱す作用があるため、眠る2時間前からスマホや液晶画面を見ないよう心掛けると良いと言われています。またなるべく23時までには布団に入るようにしましょう。
・4-7-8呼吸法
自律神経を整えるのに腹式呼吸が効果的と言われています。まず息を吐き切った後に鼻から4秒間息を吸います。そこから7秒間息を止め、8秒かけて息を吐き切りましょう。これを5回程度繰り返すと緊張がほぐれリラックス効果があります。日中や仕事中は呼吸が浅くなりがちです。意識的に深い呼吸を心掛けましょう!
・運動
適度な運動はストレスの解消にも繋がります。散歩やウォーキング、ストレッチやヨガなどで筋肉の緊張をほぐしていきましょう。
・ツボを刺激する
自律神経に効くツボはいくつかありますが、お勧めは背中のツボです。左右の肩甲骨の間から腰に向かって背骨に沿ったところに自律神経に効くツボが点在しています。そこを刺激してあげましょう。

まとめ
冷えやイライラ、頭痛など日常的に悩んでいる方も多いと思います。私は初めて鍼灸院を訪れた時に鍼灸師さんから「冷えと肩凝りがひどい。それに身体が強張ってて常に緊張しているね。血流の改善と自律神経を整えていこう。」と指摘されました。それまではスマホやパソコンの見過ぎや体質だからと思っていたことも自律神経が関係していることに驚きました。
鍼灸院での治療と並行して、自宅ではヨガで腹式呼吸を意識しつつ身体をほぐしたり、寝る前に旦那と背中のマッサージをし合うのを日課にしていました。
また自律神経が乱れる原因にストレスがあります。不妊治療中においてストレスを感じないというのはとても難しいと思いますが、できるだけストレスをためないようにしたいですよね。
これまでの記事でも自律神経を整える為に行っていたヨガについてご紹介しています。良かったらご参照ください♫

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