不妊治療を経験した今、過去の自分に伝えたいこと

不妊治療 不妊治療の経緯

・初潮から生理不順で20歳の時に多嚢胞性卵巣症候群と診断。
・約7年間低用量ピルを服用。
・2017年8月に入籍し、2018年12月より不妊治療を開始。
・不妊治療開始するも、約8ヶ月間無排卵。
・不妊治療を経て、三度目の人工授精にて2020年7月に妊娠。
このブログでは、妊娠する迄に取り組んだことや葛藤を残していきたいと思います。
また、不妊治療は専門用語が多いですが、治療を始めたばかりの人にも伝えられるよう、できるだけ分かり易く記載するように努めております。

女性
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生理周期が不規則で治療を検討しています。何かアドバイスはありますか?

こんにちは、みっちょんです。

本日は不妊治療を経て、ようやく妊娠することができた今だからこそ言える、過去の自分への思いをまとめました。
生理周期が不規則な方、排卵障害の方、今の治療に不安をお持ちの方の参考になれば嬉しいです。

妊娠する上で、一番重要なこととは?

生理周期が不規則な方、排卵障害の方が妊活を開始する上で最も重要なことは、毎月規則的に排卵を起こせるかどうかだと思います。妊娠をする上で排卵が起こらなければいくらタイミングをとっても妊娠することはできません。当たり前の事を言っておりますが、生理不順の方や排卵障害の方にとって毎月排卵が起きるかどうかの判断は非常に難しいことなのです。

生理周期が整っている方であれば、年間12回排卵があります。それでも、妊娠に至る卵子が排卵されるのは3周期に1回の割合とも言われています。つまり、通常の方でも年間4回しかチャンスがないということになります。私は、年に数回しか排卵がなく、さらに妊娠に至る卵子が排卵されるのが3周期に1回ということを考えると1年に1回しかチャンスがないことになります。

初潮から生理不順だったこともあり、多少人より妊娠しづらいとは思っていたものの、どういう治療が必要なのか、どのくらい時間がかかるかについて深く考えることもせず、不妊治療を甘く見ていた部分がありました。私は結果的に転院を2回して3つ目の病院にて本格的に不妊治療を開始しました。今不妊治療を振り返ると、なぜもっと早くに決断しなかったのかと思うことばかりです。

初めての通院から転院に至るまで

私は初潮から生理不順で学生時代は生理が半年以上こないことが普通でした。長年、生理不順に悩んでいたものの病院にかかったのは20歳の時でした(近所の産婦人科A)。そこで多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されましたが、その時は結婚の予定も無かったため低用量ピルを服用して毎月生理を起こしていました。この病院では初診以降、一度も医師の診察もなく7年間低用量ピルだけを処方されていました。

26歳で結婚後はレディースクリニックにて低用量ピルの処方と漢方の温経湯の処方、2カ月に一度の血液検査と内診をしていました(クリニックB)。結婚当初から子どもは欲しいと望んでいたものの、PCOSの症状でもある肌荒れが思春期に酷かったことからピルを止めたら復活するのではという不安で、すぐにピルを止める決断が出来ませんでした。また、クリニックBの先生からはPCOSではないと診断されました。その為「子供が欲しくなったらピルを止めればすぐ出来るよ」と言われ、待ち時間4時間の人気のクリニックだったこともありその言葉を信用していました。その後、27歳でピルの服用を止め、処方された漢方で妊活を行うものの生理が全く来ず、不信感から転院を決意しました。

28歳で不妊治療を主にしているクリニックへ転院し、血液検査や内診の結果から多嚢胞性卵巣症候群と改めて診断されました(クリニックC)。そこからはクロミッドや排卵誘発剤の注射、漢方を併用しながら排卵を目指しましたが、8カ月間無排卵でした。さすがに落ち込み、治療以外で出来ることが無いかを模索し不妊鍼灸や体質改善に辿り着きました。その後、体質改善と自分に合った排卵誘発方法を見つけ29歳目前にしてやっと排卵まで辿り着きました。しかし周期は40日以上あり、決して卵子の質や内膜の状態は良いものではありませんでした。


27歳で妊活を開始した当初は、不妊治療の専門用語が全く分からず人工授精と体外受精の違いもよく分かっていない状態でした。また、ピルを止めればすぐに授かれるという安易な言葉を信じてしまった結果、自分の重症度合いを知るまでにだいぶ時間がかかってしまい、後々、なぜもっと早くにピルを止めなかったのか、なぜもっと早くから体質改善をしなかったのかと自分を責めました。

過去の自分に対して、不妊治療を経験した今の自分が伝えたいことをまとめました。これらを参考に皆さまには不妊治療をより有意義なものにして頂きたいと思っています。

体質改善で自然妊娠を目指していた自分

過去のみっちょん
過去のみっちょん

結婚したばかりだし、病院に通うのは抵抗がある。体質改善で自然妊娠でできればいいな。まだ若いから大丈夫。


→不妊治療をしていると「まだ若いから大丈夫」と先生から言われることがあると思います。確かに20代前半の方であれば、十分自然妊娠を望めると思います。しかしまだ若いから大丈夫と言われていても、いざ検査をしてみらた卵巣機能が実年齢より低下してしまっている可能性もあります。婦人科への通院は抵抗がある方も多いと思いますが、不妊治療を始めるのに早すぎるということはないと思います。生理不順で妊娠を望んでいる方は一度ブライダルチェックだけでも受けることをお勧めします。
自然妊娠を試した結果、数年後やっぱりダメだったってなった時に、早くにクリニックに行かなかったことを後悔する可能性があります。
もちろん体質改善はとても重要ですが、一度自分の身体の状態を把握し、排卵誘発剤の服用で自分は排卵できるのか、できないのかだけでも知っておくことで、体質改善だけで効果が出なかった場合もその後の治療がスムーズに進むと思います

クロミッドを服用しても、なかなか排卵しなかった自分

過去のみっちょん
過去のみっちょん

既にクリニックに通っていてクロミッドによる治療を行なっているが、なかなか排卵しない。排卵しても内膜が薄くて妊娠しない。


→クロミッドで卵胞が育たない、内膜が厚くならない場合は、保険適用外ですがレトロゾールを試してみることをおすすめします。
クロミッドとレトロゾールではホルモンの分泌を促す際の作用が異なります。多嚢胞性卵巣症候群だと卵巣内に卵胞が複数ある為、クロミッドでは主席卵胞(最も成熟した卵胞)以外の卵胞へも作用してしまい複数卵胞が育ちやすい傾向があります。一方、レトロゾールはクロミッドに比べて卵胞刺激ホルモンの分泌が速やかに低下することで主席卵胞のみ成長させてくれる傾向にあります。
またクロミッドは内膜が厚くなりにくいという副作用があるので、内膜が薄くて悩んでいる方は一度レトロゾールを試してみても良いと思います。

参照:英ウィメンズクリニック ブログ

しかし現在の治療が自分に合っているのかどうか疑問に思っても、なかなか先生に自分から提案するのは難しいですよね。私は3つの病院を受診した結果思うことは、先生の診断に疑問を持ったり、治療方針が合わないと感じた場合は、思い切って転院するのも一つの手段だと思います

排卵する為なら刺激の強い排卵誘発方法を使用したい自分

過去のみっちょん
過去のみっちょん

排卵する為なら、刺激の強い排卵誘発剤の注射を沢山打ってでも、とにかく毎月排卵を起こしたい。

→PCOSの方は刺激の強い排卵誘発剤を使用するとOHSS(卵巣過剰刺激症候群)になり治療を中断する場合がございます。治療が長くなるほど、排卵する為に強い刺激を与えることもありますが、せっかく痛い注射を我慢したのにリセットになってしまったら悲しいですよね。
PCOSでも症状の度合いは一人一人異なる為、注射の薬剤の量が少なすぎても卵胞が育たないし、多すぎると卵胞が育ちすぎて卵巣が腫れてしまいます。この薬剤の量や打つ頻度、どの種類を使用するかについては先生とよく相談しながら自分に合った排卵誘発方法を見つけて頂きたいです。

私は治療開始から試行錯誤した結果、体質改善+レトロゾール+ゴナールエフ+HMG+HCGの組み合わせで、ようやく9か月目に排卵することができました。
しかし、それから定期的に排卵できるようになっても妊娠には至らなかったです。排卵していても基礎体温が自力で高温期にならないことから卵子の質が悪い事が原因ではと考えるようになりました。

ちょうど排卵ができた時期に不妊鍼灸に通い始め、食生活や血流の重要性を知り体質改善に取り組み始めました。また、卵子の質を改善する為のサプリや漢方を自分なりに調べて積極的に試していました。
私が体質改善で試して効果があったものをブログにまとめましたので良かったら参考にして下さい。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の私が排卵した方法
~私のおすすめTOP3~
卵胞が育たない、排卵まで時間がかかる、基礎体温がガタガタで悩んでいる。多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方で上記のようなお悩みを持っている方はいらっしゃいますか?私が不妊治療を始めて一番悩んでいていたことは排卵ができないことでした。基礎体温もガタガタで、排卵ができるようになってからも低温期が長く、高温期が短いことに悩んでいました。多嚢胞性卵巣症候群の私が排卵するためにおこなったことのおすすめTOP3をご紹介します。

まとめ


治療を経験した今だからこそ、過去の自分に伝えたいことを以下の4つにまとめました。

・妊娠を望むなら早めに婦人科へ受診を!
・クロミッドで結果が出ない場合は他の誘発方法へ!
・治療方針が合わない場合は転院も視野に入れて!
・排卵誘発剤に頼るだけでなく体質改善で卵子の質を高めよう!


今、排卵が出来ずに悩んでいる方もそれぞれ症状の度合いは異なると思いますが、自分が今どのフェーズにいるのかを把握し、今の治療は自分に合っているのか、今後どんな治療が必要になるのかを能動的に調べて挑戦していくことが妊娠への近道になると思います。

番外編

冒頭でもお話しましたが、生理周期が整っている方でも妊娠に至る卵子は年に4回しか排卵されないとも言われています。生理周期が長い方や、排卵まで時間がかかる方にとっては一回の排卵がとても貴重なものになります。

せっかく排卵まで辿り着いたのに、旦那さんとタイミングが取れなかったらショックですよね。
実は私の旦那も一時期プレッシャーからタイミングEDになってしまい、せっかくのチャンスを逃すことがありました。色々調べた結果、シリンジ法という商品に出会いました。シリンジ法は簡単に言うと自宅で出来る人工授精です。病院で行う人工授精は事前に精子を提出し、精子の質を高める処置を行いますが、その処置が省略されたイメージです。


最初は旦那に提案するのも気が引けたのですが、私にはただでさえ排卵のチャンスが少ない為一回も逃すことはできない!と決意し、旦那にこんな商品があるよと伝えました。
思いのほか、旦那も興味を示し値段も人工授精に比べると手頃であった為試してみることにしました。
使用した感想は「とっても楽!」でした。旦那もシリンジがあることでタイミングをしなくちゃ!というプレッシャーが無くなり、リラックスしたことでタイミングEDも改善しました。私自身も朝からタイミングを取るときや疲れているときには体力的にとても助かりました。

中々タイミングが取れない方、お仕事が忙しくて排卵期に毎日タイミングを取るのが苦痛になっている方に是非試して頂きたいです。

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